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NIHONBASHI SPACE WEEK 2025でSSPS関連イベントを開催(第二報)
当機構は、今年10月28日(火)から31日(金)にかけて、東京・日本橋近辺で開催されます、アジア最大級宇宙ビジネスイベント NIHONBASHI SPACE WEEK 2025において、オリジナルイベントを開催致します。
イベント概要は、以下をご覧ください。
イベントタイトル: 宇宙太陽光発電(SSPS) -2025年JSS活動報告-
日時: 2025年10月28日(火)13:30~16:00
場所: X-NIHONBASHI TOWER(日本橋三井タワー7F)
イベント紹介: 「宇宙で発電した電気を地上で使う」、宇宙太陽光発電(SSPS)研究開発の最前線
へようこそ。私たちJSSによる、世界初の実証実験2件についての初めての公開
報告会です。
月に向けた取組み紹介のほか、パネルディスカッションも開催致しますので、
お気軽にお立ち寄りいただき、議論にご参加ください。
参加方法: 事前登録などは不要ですので、当日お気軽にお立ち寄りください。
アンケート: 会場でアンケート用紙をお配り致しますので、ご記入をお願い致します。
【プログラム】
講演1 「宇宙太陽光発電システム実現に向けた取り組みの現在位置」
講演者: 宇宙システム開発利用推進機構 衛星観測事業本部 副本部長 柳川 祐輝
講演概要: 我が国の宇宙基本計画とエネルギー基本計画に基づき、経産省/JSSは、宇宙太陽光発電の実現に
向けた研究開発を行ってきた。本講演では、実現までの道筋を踏まえて、これまでの取り組みと
現在位置を紹介する。
講演2 「航空機による長距離無線送電実証実験の成果と今後」
講演者: 東洋大学 教授 藤野 義之
講演概要: 長距離の無線電力伝送技術の実証のため、2024年12月に霧ヶ峰高原において航空機試験を実施し
た。このなかで送信アンテナの特性試験として、送信ビームを目標に対して正確に伝送する実験
を行い、良好な成績を得た。本実験の意義と今後の展望について述べる。
講演3 「宇宙からの無線送電:OHISAMA Project に向けた取り組み」
講演者: JAXA宇宙科学研究所 准教授 田中 孝治
講演概要: 近年、世界の主要国では、衛星軌道上に発電所を建設するための研究開発が進められており、そ
のためには超長距離無線送電技術が必要になる。昨年12月に実施した航空機を用いた無線送電実
験の成功を受けて、現在、宇宙からの無線送電実験の取り組みを進めている。これらのプロジェ
クトの概要と最新状況について紹介する。
講演4 「月面開発の動向とエネルギー確保および利活用について」
講演者: (株)三菱総合研究所 フロンティア政策本部 本部長 内田 敦
講演概要: 世界的に進展がみられる月面開発の状況と、月面での活動に不可欠なエネルギーの確保や利活用、
そしてそれらに活用可能性のあるSSPS関連技術について述べる。
パネルディスカッション
概要: 4名のパネラーを迎えて、SSPS実現に向けた課題や今後の展望について、会場参加者と共にディスカ
ッションを行う。
<参考情報>
NIHONBASHI SPACE WEEK 2025:https://www.crossu.org/spaceweek/
実施組織の概要:https://www.jspacesystems.or.jp/about/
宇宙太陽光発電システムについて:https://www.jspacesystems.or.jp/project/observation/ssps/
本件に係る問合せ先: 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構
衛星観測事業本部 副本部長 柳川 祐輝
Tel: 03-6809-1745(直通)03-6809-1410(代表)
mail: Yanagawa-Hiroki@jspacesystems.or.jp