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長距離無線送電実証実験(飛行試験)の報道機関向け公開について
当機構は、経済産業省より委託を受けて、宇宙太陽光発電システム(Space Solar Power System: SSPS)の実現に向けた開発実証等を行っています。この一環として、下記の通り、長距離での無線送電実証実験を実施します。
本実験は、JAXA、各大学、関係企業の協力により開発した試験装置を用いて行うもので、航空機から地上(上から下)へのキロメートル級の長距離送電実験としては、世界初の実験となると考えております。
今回の飛行試験の実施について報道機関に公開いたしますとともに、事前の機体公開について下記にご案内いたします。
宇宙太陽光発電システムと今回の実証実験について: 別紙1をご覧ください
事業名: 宇宙太陽光発電における無線送受電技術高効率化等研究開発事業
(1)事前機体公開
日時: 2024年11月26日(火)14:00~15:00
場所: 県営名古屋空港
住所: 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場
お車で来られた場合には、空港の有料駐車場をご利用いただけます。
実施内容:
飛行試験に使用する航空機(試験装置を取り付けている状態)を紹介するもの
です。試験担当者により実施内容についてご説明致します。
取材申し込み:
取材を希望される場合は、報道機関名、参加人数、代表者氏名、連絡先を
10月25日(金)までに下記の担当者までご連絡下さい。
名古屋空港への取材許可申請が必要なため、期日厳守でお願い致します。
(2)飛行試験公開
日時: 2024年12月4日(水)12:00~15:00
天候予備日: 12月5日(木)~8日(日)
場所: 長野県諏訪地域 霧ヶ峰高原グライダー練習場
住所: 長野県諏訪市上諏訪13338-1
実施内容:
上空を飛行する航空機から地上に向けて、電波による無線送電を行います。
地上(長野県側)では計測装置を配置し、上空からの電波を観測します。
当日は、建屋内に取材用ブースを用意し、試験担当者ならびに専門家から実施内容
についてご説明すると共に、試験の様子を観測エリア内でご覧いただけます。
取材申し込み:
取材を希望される場合は、報道機関名、参加人数、代表者氏名、連絡先を
11月5日(火)までに下記の担当者までご連絡下さい。
折り返し、アクセス方法、駐車場案内など詳細についてご連絡させていただきます。
なお、電波を用いる試験の性質上、特定の電波を発する機器の持ち込み・使用は、
試験実施の間は制限させていただきます。また取材用ヘリなどを用いた空中からの
取材や、ドローンを用いた撮影はできませんので、ご了承下さい。
<参考情報>
実施組織の概要: https://www.jspacesystems.or.jp/about/
宇宙太陽光発電システムについて: https://www.jspacesystems.or.jp/project/observation/ssps/
本件に係る問合せ先: 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構
宇宙観測事業本部 副本部長 柳川 祐輝
Tel: 03-6809-1745(直通)03-6809-1410(代表)
mail: Yanagawa-Hiroki@jspacesystems.or.jp