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       中央ヨーロッパの大洪水 
        −プラハ(チェコ)北方約30km− 
       
         2002年8月1日から13日の間、ドイツ東部、オーストラリア、チェコ、ハンガリーを中心に、平年の4倍にあたる200mmを超える総雨量が観測された。 
         上は7月21日に観測、下は8月24日に緊急観測した大雨前後のASTER画像。場所はプラハ(チェコ)の北方約30kmのエルベ川上流。 
         上の画像の黒い筋が河川で、北が下流。 
         上下の画像の植生域を表す赤色が、大雨のあと(下の画像)では、河川周辺の氾濫に よって、青色や濃い緑色に変化している。その変化した部分には、上の画像では見られなかった黒い筋がたくさんみられる。 
         大雨が引き金となって静かなる河川が 息を吹き返し、かつての自分の姿をためらうことなくさらけだしているかのようである。 
         尚、両画像を解析したものは、ASTER 
        Science Project Webのトピック画像ページに掲載されている。
         
       
          
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