2005/03/22 up

オホーツク海の流氷
ASTER Level 1B


 2005年3月4日撮影のASTER可視近赤外画像。北海道網走沖、知床半島の西側のオホーツク海を撮影したもの。

 画像下部は、斜里町から知床半島の一部である。 オホーツク海には大小さまざまな流氷が浮かんでいる。 最大の流氷は一辺が14km以上にも及ぶ巨大なものが画像で認められる。

 オホーツク海では、アムール川から流入する淡水が間宮海峡に流入し、塩分濃度が低くなるため、冬季には海水が結氷する。この一部が季節風や海流により、流氷となって北海道沿岸に運ばれる。

 北海道のオホーツク海沿岸の稚内から知床半島付近では、1月中旬ころから流氷が出現し、2月から3月には流氷が接岸して海面が白一色に埋めつくされる。