ASTERで見る世界の鉱山  -チリ・エスコンディーダ-

ASTER VNIR  RGB = 321
2000/4/23撮影

 この画像は、世界最大の銅生産量を誇る「エスコンディーダ鉱山」(チリ共和国)の露天採掘現場のものである。 画像からは鉱山施設を明瞭に判断することができる。
 日本企業数社を含めた豪州鉱山会社によって1990年から生産が開始され、採掘された鉱石の一部は日本の精錬所にも運ばれている。
 大規模な銅鉱床が位置するチリ内陸部は、大部分が乾燥地域であるため、植生が少なく岩石が直接地表に露出している。そのためリモートセンシングの研究開発として特に優れたフィールドと考えられている。